はじめまして。ぼくは小学6年生のあきひろです。

いまは夏休みだから、友達のたくみと一緒に「滝沢園キャンプ場」へキャンプに行ってきました。

でもぼくたちはまだ子供だから、いつも口うるさい小森おじさんの車で連れて行ってもらいました。だけどキャンプ場ではおじさんには黙っててもらって、ぼくとたくみで考えてサイトを作り上げる約束になっています。

というわけで今回は、ぼくたち小学生の夏休みこどもチャレンジ日記です。

ぼくらの秘密基地

雨がすこし心配だったけど、キャンプ場についたらすっかりいいお天気でした。サイトに到着したら、まずはテントをつくるところから始めました。

ぼくたちのテントは、ブッシュメンの【CORE-Tent® LODGER Coyote】っていう変なテント?っていうかおばあちゃん家の蚊帳みたいなのをたくみととなりどうしにしてつくり始めました。

あとで小森のおじさんにテレビでみるようなテントはないの?って聞いたら、

「うちには普通のテントはないんだよ、、」

って缶ビール片手に言ってました。

とにかく普通じゃないテント?をたくみと一緒に組み立てていきました。アルミのポールを取り付けて、4カ所にペグを打ったらすぐに完成しました。組み立ててる間、最初は黙ってたおじさんだけど、

「ちゃんとテンションをかけないとだめだ!ちゃんと水平に並べるんだ!」

とちゅうからいろいろ言ってきてうるさかったです。

それでもおじさんの小言のおかげで、きちんと並べたふたつのテントにブッシュメンの【THERMO – Tarp 4×4 / olive】をかぶせてぼくたちのテントが完成しました!秘密基地みたいですごくかっこよくて嬉しかったです!

このスタイルでサイト構築をすれば、適度なプライバシーを確保しつつ、メッシュ越しの円滑なコミュニケーションも可能になる。これはまさに自立に向けて踏み出しながらも、まだまだ親の庇護下にある子供を持つご両親に向けて最適なプロダクツなのではないだろうかと僕たちは前室で話し合いました。

って、書けっておじさんに言われました。

テントの前もタープで囲まれていて、荷物をおけるし太陽もまぶしくなかったです。テントの中はとても広くて、電気を吊るせるところもあるし、大きなポケットも付いてるから小さな道具をしまっておけました。すごく便利で快適なとても安心できる部屋でした。となりのたくみともおしゃべりできて嬉しかったです。

テレビで見た事なかったけど、普通じゃないテントもかっこよくていいなと思いました。そしてこのテントは決まった形がなくて自由なんだっておじさんが言ってたから、タープと一緒にもっといろいろな形に変形させてみたいと思いました。

焚火の時間!

ぼくたちの秘密基地ができたあと、小森のおじさんはハンモックをくみたてていました。タープがとても小さいから大丈夫なのかとしんぱいしました。でもおじさんは、

「これが漢のハンモックスタイルだ」

って、かっこつけて言ってました。ぼくには意味がよくわからなかったけど、

「子供にはわからんのだよ」

って、遠くを見ながら言ってたので気にしないことにしました。

それはそうと、ぼくらが今日一番やりたかった焚火の時間がやってきました。

前にキャンプに行った時はやらせてもらえなかった、火をおこすところもやらせてもらえることになりました。火をつける道具は、おじさんの会社で新しくはじめることになるファイヤースチールっていう道具を使って火をおこすことになりました。

おじさんにやりかたを教えてもらってたくみと一緒にやってみたら、最初は少し難しかったけど、なれたら簡単に火をつけることができるようになってさいこうに楽しかったです!

サイトの中心である焚火という存在、今では火を起こす為の便利な道具がたくさんあり、そこには技術や思考は必要ありません。しかし、僕たち小学生に最高の喜びと感動を与えてくれた「ファイヤースチール」という存在は、火を起こすという行為が決して容易な事ではなく、大切に育て、炎という存在に結実するまでのひとつの物語であるという事を僕たちに教えてくれました。

僕たちは、この貴重な経験を活かし、当たり前に享受している事が決して当たり前の事ではなく、あらゆることが偉大な先人達のたゆまぬ努力によってもたらされた事を胸に刻み、僕たちも日々の勉学に励みながら物事の本質を意識し歩んでいこうと感じました。

そして、ここまでの気づきを与えてくれたおじさんの会社の新しいブランドには感謝しかありません。このブログをご覧になっているお父様、是非とも御子息におじさんの新しいブランドの「ファイヤースチール」を進呈してあげてください。

きっと、御子息のこれからの道を明るく照らす炎をもたらしてくれるでしょう。

って、書けっておじさんに言われました。長すぎてうんざりです。

焚火のあとは、夜ご飯をつくりました。カレーとアヒージョをつくりました。アヒージョは前に言ったキャンプでまもるおじさんがつくってくれてとてもおいしかったので今度は自分でつくってみようとおもってました。

お米は前のキャンプの時よりもおいしく炊けてとてもうれしかったです。でもアヒージョを作っているとき、やめてっていったのにたくみと小森のおじさんがオリーブオイルを入れすぎて少し失敗しました。でもおいしかったです。

そして気が付いたらすっかり暗くなっていました。たのしくてぜんぜん眠くなかったけど、おじさんが「夜はいつまでもうるさくしては周りの人に迷惑になる」ってもっともらしいことを言うので、たくみと秘密基地の中にもぐりこみました。それでもなかなか眠れずにたくみと話していたらおじさんにおこられたのでねました。

あたまのなかで今日のことをいろいろ思い出して楽しい気持ちで眠ることができました。

またキャンプに行きたいな。おやすみなさい。

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