皆様こんにちは。株式会社プラグフラックスの小森です。

自社WEBサイトがローンチし、ブログページも新設して久しぶりの「中年シリーズ」も装い新たにスタートしました(やっている事は変わりませんが)。

今年の夏はとにかく暑い!

というわけで今回は、撮影も兼ねて暑さからの逃避行日記です。

最低1000m以上

「今回の撮影は山頂までいくよ」

アウトソーシングしまくりの弊社には、昨年途中から撮影に協力してくれているナガツマくんという人材がいます。彼とは20年以上の付き合いで、10年以上のカメラ経験を持ち、プラグフラックスのYouTubeチャンネル一切を取り仕切り、動画制作、オーディオ制作も全て彼が手掛けています(自身のトラックはドイツのレーベルからリリースされたりしてます)。

そんなアウトドアの対極にいる彼を無理やりひっぱりだし今回の中年ツアーは始まりました。

登山前日にキャンプをする事になっていたので、毎度おなじみの「古着やのくまさん」ことあっちゃんにハンモックが張れて標高1000m以上の候補地をピックアップしてもらいました。

その結果キャンプ地は中禅寺湖にある「菖蒲が浜キャンプ場」に決まりました。

そして当日、流石は標高1200mのキャンプ場です。下界では38度とも言われているほどの酷暑だったようですが、曇り空だった事もあり25度程度と非常に快適な気温でした。

しかし!あくまでも快適なのは気温だけで、曇り→のぞく晴れ間→豪雨→雷雨→曇り、と目まぐるしく天候が変わり、設営時に丁度豪雨が重なったため大急ぎでタープを設営しましたが相当濡れました、、

夕方以降雷雨になりましたが、夜には雨も止み気温も更に涼しくなりかなり快適に過ごす事が出来ました。ただ寝るときに寒いと嫌だと思いアンダーキルトを装着していたのですが、流石に20度台でのアンダーキルトの使用は暑かったです、、、

アンダーキルトの失敗はともかく、今回改めて思った事は、雨のキャンプでは圧倒的にハンモック泊は快適だという事です。

最初にタープさえ設営してしまえば、あとは一切地面に触れずに設営出来てしまうからです。更にハンモックの下にギアスリングを付けて荷物を収めてしまえば完璧です。BUSHMENのギアスリングはULタープと同じ生地で作られているので、たとえ豪雨で地面が水浸しになっても問題なしです。

ただ、雨のハンモック泊で一つ気を付けなくてはいけないのが風です。基本雨の日に3×3mタープを使用する時は、対角線に張る事になります(屋根部分の長さが4.2m程になるので雨を防ぎやすくなる)。しかし側面の面積がどうしても少なくなるので吹き込みを防ぎきる事が出来なくなるからです。

解決策としてはA型フルクローズに張る事ですが、その場合屋根の長さが足りなくなるのでオススメとしては4×4mタープの使用がベストだと思います(かさばるのと収納が大変ですが、、)。

しかしながら、

「4×4mのかさばるタープなんて使えるか!」

という方には、漢のタープと言われる(あくまで弊社界隈で言われている)あえての2×3mタープ(対角線長3.6m)で臨むのはいかがでしょうか。3×3mタープを使おうが側面からの吹き込みは避けられないならば、2×3mタープでも同じ事!!という発想です。

そして2×3mタープには2つのメリットがあります。ひとつはパッキングの圧縮及び設営・撤収が容易になる事。そして最大のメリットとして、周りの方々からあいつはいかれてる(いい意味で)って思ってもらえる事です(ハンモッカーヒエラルキーの最上位に君臨出来ます)!

極力天井とハンモックのスペースを無くす事で、側面からの吹き込みを軽減する事は出来るので、漢を自称する方はお試しください。

白根山の洗礼

翌日はすっかり雨が上がり快晴となりました。手早く撤収作業を行い(ハンモック泊は泥がつかない事もメリット!)、あっちゃんと共にナガツマくんとの待ち合わせ場所である「日光白根山ロープウェイ山麓駅」へと向かいます。

話が少し脇道にそれますが、最近弊社に社用車が加わりました。15年落ち10万キロオーバーでダッシュボードがペタペタする「レガシィくん」なのですが、彼は最高です!

何がいいって、ステーションワゴンだから荷物がたくさん積めて、パワーもそこそこあって高速移動も快適。更にスバルお得意のシンメトリカルAWDだからどこでも走れちゃう!極めつけは最初から傷だらけだからぶつけたって汚れたって気にならない!

ボディカラーが一番不人気の水色ですがとてもかわいいやつです!

さて、そんな「レガシィくん」をすっ飛ばし、待ち合わせ場所である「日光白根山ロープウェイ山麓駅」へ1分前に到着しました。ナガツマくんと無事合流し、ロープウェイで中年3人は標高1400mから2000mまで一気に高度を稼ぎます。

因みにここのロープウェイはロープウェイと名乗っていますが実際はゴンドラです。たくさんのゴンドラが常に稼働しているので時刻表はなく、稼働時間内であれば直ぐに乗れるようになっています。

山頂駅は天気が良い事もあり、25度ほどの気温で思っていたより涼しくはありませんでした。それでも足湯につかり、ご飯を食べていざ登山開始です!

序盤は道が整備されていて、斜度も緩く木々に囲まれとても涼しくとても快適です。LITEWAYのバックパックも非常に背負いやすくとても快適です。そんな中を中年3人は下界の喧騒を忘れ和気あいあいと登っていきます。

今回僕が初めて使用したLITEWAYの「GRAMLESS PACK X-PAC 35L / Dark Green」は、背面にカットした「山と道 UL PAD」を取り付けて臨みました。背負い心地に違和感はなく、とても快適に使用出来ました。Dark Greenの色味も渋くかなり気に入りました。

更に初めて使用した「Hip Belt Pokkie X-Pac / LiteSkin Black」はエクスパンションコードのベルトを合わせて40gと軽量で、直ぐに取り出したいものを入れておけます。ただポケットは一つなので、あれもこれも入れてしまうとごちゃごちゃするので要注意です。

そんなこんなでどんどん登っていく中年ご一行でしたが、中盤以降、岩場を超え森林限界点を迎える頃には口数が減り、足取りは重く、二言目には「空気が薄い」を連発し、10歩歩いては立ち止まりを繰り返すありさまでした。

しかし歩き続けていればいつかはゴールはやってきます。天気の崩れもなく無事に頂上に到達しました。2578mの山頂にしばらくいると、流石に寒くなってきたので、下山中に撮影をしなくてはならない為また元気いっぱい出発です。

下山は結構急な岩場が続きましたが、ひざに負担がかかるとはいえ登りに比べて比較的楽に下っていけました。しかし途中から一瞬で雲に覆われ、土砂降りの大雨となってしまいました。

それでもそんな雨にも負けず撮影を済ませ、ぐったりとしながらも無事にロープウェイ乗り場まで下山したのでした。

あっちゃん、ナガツマくんお付き合いいただきありがとうございました。

というわけで、今回は山頂登山と撮影を同時に行いましたが、同時は避けた方がいいと感じました。どちらもパワーを必要とするので、中途半端になってしまうと思いました。それにあまり詰め込むと楽しめなくなってしまいますよね。

あと、最後にLITEWAYなのですが、次回入荷より新たなラインナップが大幅に増えてきます(SNSやブログでもシェアしていきます)。まだまだ馴染みのないブランドですが、このブランドは本当にクオリティが高く情熱に溢れたブランドです。今後普及に向けて頑張っていきますので、LITEWAYを宜しくお願い致します!

それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。

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