

こんにちは!BUSHMEN Travel Gear 日本代理店スタッフです。
今週から、シリーズ【Tarpology】(ターポロジー)は、緊急シェルター編に突入します。第一回目は、「Tarp Emergency bed (緊急用ベッド)」の紹介です!
Tarp Emergency Bed (緊急用ベッド)

雨風や寒さから身を守るシェルター。今宵の寝床となるシェルター。これらは、当然ながら周囲の環境や、その時の状況によって目的や形態が様々に変化します。
例えば、洞穴や小屋の中、または快晴の空の下では、完全系のシェルターは必要なく、寝床があれば十分でしょう。
しかし、その寝床の役目はとても重要です。快適でありながら、夜間の低体温症対策がバッチリできるベッド Tarp Emergency Bed(緊急用ベッド)の設置方法を学んでみましょう。
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設置の仕方
ベッドの設置場所の地面が硬い場合は、周囲から集めた苔や葉っぱを敷いて、地面とタープの間に層を作りましょう。
※タープの周辺や木枝の中に、鋭利な物が含まれていないか注意しましょう。
緊急時は、周囲の環境に特に気を配り安全の確保を徹底しましょう。
緊急用ベッドの仕組みは至ってシンプルです。見ての通り、敷布団と掛け布団の役目を持たせるために、タープを折りたたんでいるだけです。
とはいえ、タープの機能を最大限に発揮するために使い方をきちんと理解しておく必要があります。
タープを折りたたむ時は、必ずタープの断熱面が内側になるようにします。
周囲に落ちている木の枝などを使って固定
地面に接する側のタープの四隅をペグや木枝などを使って固定します。
夜間にベッドが崩れるのを防ぐために、できるだけ多くのループを固定しておくことをおすすめします。
体温を失われないように、寝袋やキルトなどで身を包みます
折りたたんだもう半分のタープは、掛け布団(ブランケット)として使用します。寝袋を持っている場合は、寝袋の上にかぶせるようにします。
掛け布団になる方のタープがずり落ちないように、ループは最低二箇所を地面に固定するのが好ましいです。睡眠中に窮屈に感じないように頭側のループは開放しておくか、伸縮性のあるコードで固定しておくのがいいでしょう。
周囲の環境によって地面にループを固定できない場合は、折りたたんだタープのループが重なる箇所を紐で縛り合わせてください。
長さに余裕がある場合は、足元のタープを折りたたんで、体温を逃さないように保温対策をしましょう。
足が外気に触れて冷えるのを防ぐフットボックス
3×2サイズのタープを使用した場合、緊急用ベッドの幅は約1メートル・厚さ5~10センチになります。二人で使用しても十分なシェルターとして活躍します。
体が直に地面に触れるのをなるべく避けるために草や木枝を集めます
通気性の確保はとても重要です。空気を循環させ、結露を防ぐためにも、タープを体にきつく巻き付けすぎないように注意してください。
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次回は、ターポロジー 緊急シェルター編Tarp Storm shelter(暴風雨シェルター )の紹介です。
お楽しみに!
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BUSHMEN代理店スタッフ 田島
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