皆様こんにちは、BUSHMEN Travel Gearの小森です。

今回は営業しちゃいます!

僕がハンモックを始めてもう少しで2年程になります。BUSHMENの代理店としてハンモック泊はマストでしたが、正直始める前は少し気が重かったのを覚えています。

浮いている所で寝るとか理解出来ない!寝てる時に落ちたら痛い!そもそもゆらゆらしてて落ち着かない!

興味と同時にかなりネガティブな印象を抱いていました。しかし個人差はあるとは思いますが全ては杞憂で、

浮いてないとぐっすり寝れない!どうやったら横になったハンモックから落ちる事が出来るのか!ゆらゆらしてないと落ち着かない!

に変わります。

というわけでハンモック始めてみませんか?

参入障壁。

「ハンモック気になるよ、確かに興味あるよ、でも不便そうだし、木が無いと張れないし、家族(恋人)いるし、何揃えればいいかわからないし、孤独だし、なんかガチっぽいし、丸見えだし、浮いてるし!」

そうですこの参入障壁の高さがハンモックです。捉え方、感じ方は人それぞれなので、僕に出来る事はこの参入障壁を乗り越えてきた方々にベストなファーストチョイスをご紹介する事だけです!

でも一応僕なりの注釈しておきます。

不便そう・・・慣れるとあらゆる面で便利。

木が無いと張れない・・・片側は車に付けるとか自立式や木枠など方法はありますが基本的にはその通りです。

家族(恋人)・・・大切にしましょう。

孤独・・・自分を見つめ直せます。

ガチっぽい・・・遊びはガチの方がいいと思います。

丸見え・・・タープを使えば解決です。

浮いてる・・・たしかに。

ファーストチョイス。

それでは初めてのハンモック泊の為に揃えるべきギアの組み合わせをいくつか僕なりの解釈で紹介させていただきます。

~最小限のシンプルスタイル~

最小限と言いながらもこれだけ揃っていれば十分にハンモック泊が出来ます。後は最後に紹介していますが寒さ対策をすれば万全です。

BUSHBED Hammock / olive税込10340円ハンモック+蚊帳(モスキートネット)ハンモックと蚊帳がセットになったオールインワン仕様です。蚊帳を使用しない時は収納袋に収めておけます。蚊帳を張った時は頭部がシェードになっているので朝日がまぶしくなくプライバシーも確保出来ます。頭の上あたりに付いてる小物入れが結構便利です。以前は収納袋に仕舞いにくかったのですが、収納袋のサイズが大きくなって仕舞いやすくなった所も結構ポイント高いです。
THERMO – Tarp 2×3 / olive税込8140円・THERMO – Tarp 2×3 / camo税込9790円タープBUSHMEN特有のタープで裏面に断熱シートが張られていて保温性優れたタープです。逆に夏場の暑いときは断熱シートを表にすれば太陽光を反射してくれるので内部を涼しく保つことが出来る優れものです。ループも多く付いており様々な張り方が出来ます。紹介しているタープは2×3メートルですが大きい方が良い方は3×3メートル、4×4メートルも揃えています。
EASY Tree huggers】税込4180円サスペンションシステム木とハンモックを繋ぐ為のギアです。このツリーハガーは、木に巻いた時に木にかかる負担を軽減すると同時に複数のループによってハンモックの張り具合の調整も行う事が出来ます。  

~冬場のハンモック泊も視野に入れたスタイル~

冬場を想定するとハンモックとモスキートネットは単体で揃える方が使い勝手が格段に良くなります。冬場は下記で紹介する防寒対策を施せば完璧なハンモッカーです。

ZEN – Hammock税込8590円(camo/marpat)税込8140円(ror/obo/bob)ハンモックZENシリーズは丈夫で軽量なフルサイズハンモックです。蚊帳などの装備もなく機能としては純粋にハンモックだけです。ただ、ハンモック単体というのが大事で、冬場にモスキートネットは使わない為サイトに単体のモスキートネットを持っていかなくていいというメリットがあります。これが結構大きなメリットで、設営、撤収の時間短縮パッキングの軽量化に繋がります。    
Hammock Mosquito net税込7450円(JUNGLE/DESERT)モスキートネットモスキートネットの単体です。ZENシリーズに取り付ける事が出来ます。個人差はありますが、モスキートネットを使用する期間は5月下旬~10月上旬あたりで以外と短いです。それでもハンモックと一体型の場合は使用しない期間も持って行かなくてはならず結構邪魔になります。その点単体は使わない時期は持って行かなくていいという大きなメリットがあります。あとこのタイプのモスキートネットはハンモック全体を覆ってくれるので虫の侵入を完全にシャットアウトしてくれます。 
THERMO – Tarp 3×3 / olive】税込10890円・THERMO – Tarp 4×4 / olive】税込15840円先程と同じサーモタープですが、冬場の使用も考えるとフルクローズしたいのでサイズを3×3メートル、4×4メートルにしておくと良いと思います。このサイズですとタープ泊としても使用出来るのでキャンプの幅が広がると思います。 
EASY Tree huggers】税込4180円サスペンションシステム木とハンモックを繋ぐ為のギアです。このツリーハガーは、木に巻いた時に木にかかる負担を軽減すると同時に複数のループによってハンモックの張り具合の調整も行う事が出来ます。

ハンモック泊における寒さ対策

「冬場のハンモックは快適」

これは間違いなく事実で、ちゃんとした対策を施せばとても快適に過ごす事が出来ますが、逆に装備が甘いとテント泊以上に寒すぎて寝る事は出来なくなってしまいます。

ハンモックの寒さ対策として一番大切なのが、ハンモックの下に取り付けるアンダーブランケット、アンダーキルトです。これが無いと、7月に入っても体の下が直接外気にさらされて驚くほど寒かったりします。寝袋に入ってしまえば平気だと考えてしまいますが、体重で寝袋のダウンが潰れてしまうのであまり効果がありません。

高い寝袋1つで寝るならば、アンダーブランケット(キルト)に安い掛布団の方が暖かかったりします。

THERMO – Blanket / olive】税込8690円アンダーブランケット 対応時期:10月上旬~11月下旬・4月下旬~7月上旬表面にサーモタープと同じ素材を使用して裏地にフリースを施しており、更に断熱シートを間に挟んでいるので非常に保温性が高いブランケットです。表面がタープ生地なのでポンチョとしても使用出来るので1年通して使える非常に使い勝手のいいギアです。アンダーブランケットとして使用した場合、個人差はありますが寝袋と併用した場合に10~15℃くらいまでは快適に過ごす事が出来ます。
GLOW – Under quilt -2C】税込33880円・GLOW – Under quilt -12C】税込43780円アンダーキルト 対応時期:11月下旬~4月下旬750フィルパワーの100%グースダウンを使用したBUSHMENのアンダーキルトは最強です。【GLOW – Camp quilt +5C】のオーバーキルトと併用した場合、真冬に僕はただの一度も寒さを感じた事がありません。むしろ暑さを感じる事があるほどです。ダウンの寝袋使用してもテント泊で寒さを感じる多くの理由として、下からの冷気によるものがほとんどです。これは先程も書いた通り自重によってダウンが潰れてしまい全く保温出来ないからです。その点ハンモックのアンダーキルトの場合は体重の全てをハンモックが支えている為に、ダウンは一切潰れずに100%の能力を発揮してくれるからです。この仕組みが「冬場のハンモックは快適」を作り出します。 
GLOW – Camp quilt +5C】税込42900円オーバーキルト 対応時期:10月下旬~5月下旬背中にダウンがあってもどうせ潰れて意味がないから無くしてしまおう、の考えで作られたのがキルトと呼ばれるものです。要するに掛布団です。なのでこのオーバーキルトは掛布団になっていますが、足元と首周りは寝袋のようにドーム状にする事も出来ます。こうする事でそれほど体重のかからない足元と首周りを暖めてくれます。そしてハンモックで寝るうえでこの形状のもう一つの利点は、オーバーキルトを纏ってハンモックに潜り込む工程をとても容易にしてくれます。試しに普通の寝袋でハンモックに潜り込む工程を想像してみてください。ハンモックに横になった後に寝袋に潜り込むと足元は容易に入れられますが、お尻と背中でつっかえてしまいます。そこでお尻を持ち上げると、背中がハンモックに沈み込んでしまいお尻を浮かす事が出来ません。背中を持ち上げると逆の状態になってしまいます。このようにハンモックと寝袋の相性はとても良くないのです。そこでオーバーキルトの登場です。ハンモックに座った状態で足を入れて、背面が開いているのでそこから頭を通して横になればそれで終わりです。お尻と背中はアンダーキルトがカバーしてくれるので開いてて何の問題もありません。このようにアンダーキルトとオーバーキルトがお互いをカバーしあって快適な空間を作り出してくれます。