皆様こんにちは、BUSHMEN Travel Gearの小森です。

BUSHMENブログのはずが、最近の奮闘日記シリーズはほとんどBUSHMENが登場しません。

ですが気にせず「それいけ中年!」第6弾は、山梨のCARNOSA CAMPの店長、中澤師匠とかねてより約束していた渓流釣り修行の旅です。今回はマジで熊がでる可能性があるので、熊スプレーを携えて木枠の池田さんと共に一路山梨へと向かいました。

多様性。

「朝の5時に韮崎のセブンイレブンに集合してください」

中澤師匠より恐ろしいLINEが入ったので、木枠の池田さんと話し合った結果前日入りした方が良いという事になり、有難い事にたまたま集合場所の近くに住んでいる池田さんの友人宅のお庭で野宿させていただく事になりました。

この方が凄くて、元々都会に住んでいたのですが、山奥に自分の家を自分で作りたいという思いで家族と共に引っ越してきたとのことでした。

いつも思うのですが、人は人というくくりで皆同じなのに何故行動にこれほど多様性があるのでしょうか、、、ただそう感じ始めたのは、僕が勤め人を辞めてから知り合った方々に対して思うので、類は友を呼ぶの言葉通り僕自身もそっちよりになっているのかもしれません。

なんて思いはさておき、今回のお庭野宿では初めて【THERMO – Tarp 3×3 / olive】のタープ泊で【VAGABOND Mosquito net / black 】を組み合わせてみました。詳細はまたブログで書くつもりですが、虫の侵入もなく快適に過ごす事が出来ました。そして人工衛星がはっきり見て取れる程星がきれいでした。

翌朝は4時起きで池田さんの友人家族を起こさないようにそそくさと撤収して待ち合わせ場所へ。

師匠とラングラー。

集合時間丁度に到着。既にパープルのイカしたラングラーと共に中澤師匠が待っていました。他人ならば絶対に近づきたくない車です。

中澤師匠との付き合いはBUSHMEN初期からなので1年程になりますが、2人っきりでキャンプに行くほどの仲なので僕の中ではもはや友達です。師匠は穏やかな微笑みを常にたたえており、ほっこりとさせてくれますが騙されてはいけません。付き合ってみるとわかりますが、隠し切れない危険な香りを時折感じます(CARNOSA常連様、(8割がた)冗談です!非常にいいひとで僕は大好きです!)。

話しかたが丁寧で会話のバランスが良くとても気持ちのいい人です。

目的地の小森川上流(ほんとにある川で師匠が半分シャレで選んでくれました)までは30分程だという事で池田さんのハイエースで後ろを付いていく事に、しかしラングラーのペースが速い!細い山道を容赦なく駆け上がっていきます!途中で完全に視界から消えてしまいましたが一本道なのでなんとかはぐれずに目的地に到着出来ました。

森が深い。

車で通りすぎる以外で僕はこれほど山奥に入ったのは初めてで、降り立ってみると川は美しく、森は濃く深くて少し肌がざわっとしました。「綺麗」という言葉では形容出来ない厳しさというか、寄せ付けない重さを感じました。

さていよいよ釣りの開始です。僕と池田さんはルアー、中澤師匠は常連さんに魚のお持ち帰りをリクエストされているので餌釣りです。先輩のお二人に第一投を譲っていただきましたが例によって釣れません。そのあとに開始した師匠はいきなり釣り始めます!池田さんは例によって早々と視界から消えてしましました(膝が痛いはずなのに何故釣りになるとあれほど軽快に動けるのだろうか、、、)。

2時間程移動しながら釣っていましたが一匹も釣れません。師匠と合流したので聞いてみると既に5匹程釣っていました。見かねた師匠があそこに投げろとのアドバイス。藁にも縋る思いでコントロールして投げた所やりました!初HITです!イワナゲットです!(この瞬間から中澤さんから中澤師匠になりました)(常連様。師匠が持ち帰ったイワナは僕が釣った分も含まれています!)

その後ポイントのアドバイスを教えてもらい、再度釣り始めて全部で3匹釣る事が出来ました!しかもそのうちの1匹は30㎝近くある大物でした。

池田さんは僕なんかより沢山釣っていたのですが、そのうちの1匹が35㎝ほどだったそうですが、メジャーで測ってる所を写真に収めようとしている時に逃げられたと帰りの道中ずっと悔しがっていました、、、

というわけで今回は、くまさんに会う事もなく初めて釣果を上げる事が出来てとてもいい経験が出来ました。

中澤師匠今回は本当にありがとうございました。

このブログを読んでくださった方は是非ともCARNOSA CAMPに訪れて優しい中澤師匠に話しかけてみてください。このブログを見て来ました、と言ってもなにもくれませんが穏やかなスマイルはくれるはずです!

そして池田さん。帰りの道中、去年の愛知の帰りの時のように寝てしまってごめんなさい。