皆様こんにちは、BUSHMEN Travel Gearの小森です。
キャンプといえば、重量30kg、直径5~6mはあるテントに5×5mのタープ。テントに入れば前室リビング、奥にマットレス付きの寝室。家からリビングそのまま持ってきたかのような快適空間が主流です。
そしてその対極にあるのが我らがBUSHMENハンモックです。
そして今回はハンモック泊には欠かせないタープ。更には手を出しにくい「2×3」について書きたいと思います。
ちょっと気になってる人は見ていただけると嬉しいです。
なんてったって丸出し。
ハンモック泊をする上で最小限界サイズが「2×3」であり、これについては誰も異論はないと思います。
手を出しにくい要因として、フルクローズが出来ない事が上げらると思います。これはその通りで「2×3」はフルクローズ出来ません。しかし言い換えればフルクローズが出来ないだけで、それ以外に関しては「3×3」、「4×4」と機能に置いてはそれほど変わりがありません。
それでは何故、フルクローズが出来ない事がこれほど手を出しにくくするのか。それは僕の体験を含めて考えるとおそらく、
丸出しだから。
の一言なのではないでしょうか。フルクローズで雨風が防げるや防寒(冬場は効果大)になる。の要素は勿論ありますが、最大の要因は丸出しによる不安感、落ち着かなさにあるのではないでしょうか。
確かに僕も落ち着かなさを最初感じました。でも最初だけです。ただでさえ丸出しのハンモック泊を選ぶ人なら慣れてしまえばなんとも思わなくなります。
それにある程度タープの角度を付ければ外から見た時にはせいぜいハンモックのおしりが見えるくらいです。側面から見た所で真っ暗で何も見えませんし、そもそも誰も見ません。
そんなわけで明確に理屈で解決する事は出来ませんが、「2×3」の最大の敬遠点である、丸出し感は慣れてしまえば何とも思わなくなるのです。
渋い。
暖かくなってきた今、丸出しを乗り越えてしまえばメリットしかありません。
・軽量でコンパクト。パッキング、持ち運びが楽。
・使用後たたんで収納袋にしまうのが容易(BUSHMENの「2×3」は「3×3」の収納袋と同サイズ)。
・設営もサイズが小さいので素早く楽に出来る。
・潔く、渋い。
メリットを上げてみると、ハンモッカーの方の中でも軽量を突き詰めたい人、バックパッカー、トレイル、登山等の方に向いていると思います。それとこれからの季節ならば、BBQやキャンパーのサブタープ的な使い方にも向いていると思います。そして何といっても男らしく潔く渋いセレクトだと思います(完全に主観です)。
BUSHMEN「2×3」シリーズ比較。
それでは「2×3」の魅力が伝わったかわかりませんが、「2×3」シリーズを紹介します。
THERMO – Tarp 2×3 / olive | THERMO – Tarp 2×3 / camo | ULTRALIGHT – Tarp 2×3 / dark olive | |
重量 | 550g | 620g | 300g |
収納サイズ | 24 x 12cm | 25 x 11cm | 20×7cm |
耐水圧 | 3000mm | 3000mm | 2000mm |
素材 | 190Tリップストップポリエステル、裏面:断熱シート | 190Tリップストップポリエステル、裏面:断熱シート | マイクロリップストップ15Dシルナイロン(シリコンコーティング仕様) |
付属品 | 10mコード(1本) | 10mコード(1本) | 自在金具付きガイライン(6本) メッシュバッグ(1個) |
価格 | 8140円 | 9790円 | 12100円 |
コメント | BUSHMENタープの定番サーモタープのオリーブカラー。高い強度と耐水圧を誇り、CAMOに比べて軽量で価格が安いのも魅力の一つです。 | スペックはオリーブカラーと同様ですが、迷彩はレイヤーさせるのでその分重量と価格が上がっています。それでもM81ウッドランド迷彩カラーは非常に魅力的です。 | BUSHMENタープの中で圧倒的な軽さを誇ります。サーモタープに比べると強度、耐水圧は劣りますが、雨での使用で困った事は一度もありません。付属の自在金具付きガイラインの便利さは魅力的です。 |
現段階で3種類のラインナップがありますが、それぞれに魅力があると思います。どれを選ぶかはユーザーのスタイルに合わせてセレクトすれば良いと思います。どれを選んでも丸出しを乗り越えた先には機能的で効率よく渋い世界が待っていると思います。
この夏は僕も「2×3」をメインの丸出しスタイルで攻めていこうと思っているので、皆様も漢の丸出しスタイルはいかがでしょうか!
というわけで例によってふわっとしたブログですがご参考になれば嬉しいです。