皆様こんにちは、BUSHMEN Travel Gearの小森です。

今回のブログは日本のミドルエイジに大人気、「それいけ中年!」シリーズの第5弾です。

普段の仕事が忙しいにも関わらず、小森の容赦ない仕事要請により膝の水が決壊寸前の木枠・イベント担当の池田さんと、小森に対してキャンプの前日ブッキング当たり前。古着屋のくまさんことあっちゃん。そして僕の3人でのお届けです。

湾岸幕張。

先月行われた合同展示会、「MONTAGE」で森のくまさんことefimの篠崎さんが話をまとめてくれまして、BUSHMENをスポーツオーソリティさんに置いていただける事になりました。更に今回「スポーツオーソリティ幕張新都心店」さんでGW終わりまで木枠を設置して体験イベントまで行っていただける事になりました。

喜び勇んで早速木枠・イベント担当の池田さんに連絡しましたが、

「4月18日はリフォーム工事が入ってるんだよね、、」

なんて事を言ってきたので、丁寧にリフォーム工事と木枠設置のどちらが大切なのか説いて聞かせて、快くリフォーム工事を別の日に移してもらいました。

そして当日、池田さんのハイエースと、プラグフラックスの社用車(=あだ名は若頭)の2台で湾岸線をすっ飛ばし、幕張にある「スポーツオーソリティ幕張新都心店」さんにカチコミ、、、ではなく搬入に向かいました。

日本最大級で好待遇。

初めて伺ったのですが、売り場のあまりの広さに圧倒されました。池田さんなんて子供の用にはしゃいでおり、仕事だという事を忘れているようです。

フロアマネージャーの方に設置場所に案内していただき更に驚きました。今回スポーツオーソリティさんが用意してくれた場所は入口の真正面でした。

かつてイベントでBUSHMENがこれほどの待遇を受けた事があったでしょうか、、、心の中でefimの篠崎さんに手を合わせました。

さて、はしゃいでる池田さんを子供から中年に戻し、早速木枠の設置に取り掛かります。

いつもイベント終了後の木枠撤収の際に、次回の設営の為に右とか左とか書いて養生テープを貼っておくのですが、何故かしょっちゅう池田さんは「右」を「左」と書いてしまい、全ての木には「左」と書かれた養生テープしか貼られていない事がデフォルトになっています。

今回も例によって全て「左」と書かれていましたが、数々のイベントを共にした僕たちの木枠設置作業は慣れたもので、「左」の文字に惑わされる事無くあっという間に組み立て完了です。

因みに、何故毎回「左」と書いてしまうのか聞いた所、

「わからない」

だそうです。

設置の後は体験用のハンモックを設営し、販売用の在庫を卸した所で搬入作業終了です。そしてまた池田さんは子供になって何処かに行ってしまいました。

というわけで、木枠とハンモックは「スポーツオーソリティ幕張新都心店」さんにてGW終わりまで展示させてもらっているので、お時間ある方もない方も是非とも一度体験しにきていただけると嬉しいです。更にご購入していただけるともっと嬉しいです!

それに、「スポーツオーソリティ幕張新都心店」さんは1日遊んでられるほど広く、様々な製品を取り揃えているのでとても楽しめると思います。

仕事終わりにハンモック。

15時過ぎにスポーツオーソリティさんでの仕事が終わり、この後はあっちゃんとハンモック泊です。池田さんは小森に無理やりリスケされたリフォームの仕事をする為に、泣く泣く現場に向かっていきました。

時間がだいぶ押していたので、社用車の若頭と共に本日の設営地、「勝古沢キャンプ場」へとすっ飛ばして(勿論比喩です)向かいます。

あっちゃんも用事があったので、2人が到着した時には17時を過ぎていました。急いで設営を開始して何とか暗くなる前に設営を終えて一息ついた頃には18時前になっていました。

野宿感が漂うのはなんでかな、、、

そんなこんなで今日のわざをなしおえて、焚火を始めた頃には遠くの山に日が落ちていきました。

贅沢な時間。

僕は最近ワインを飲めるようになりました。

元々お酒はあまり飲まず、特別美味しいと感じなかったのですが、何故かワインは美味しいと感じるようになりました。なので最近はもっぱらキャンプ場にはボトルの赤ワインを1本持ち込んで飲むようになりました。

ゆっくりとワインを飲みながら、焚火の元で交わす中年2人の語らいは穏やかに、時に熱く、時におかしく過ぎていきます。(時に説教)

20年以上自らの手腕のみで生きてきたあっちゃんは、独立してからたかだか数年の僕から見れば尊敬すべき男であり、ゆるんだ見た目とは裏腹に、堅実と大胆のバランス感覚に優れた隙の無い非常に頭のいい男です。(あくまでも仕事の中の話です)

僕たちは20年以上前から知り合っていましたが、当時僕はあっちゃんの自由で独立した生き方に強く憧れていました。

そして、歳は重ねてしまいましたが、当時のあっちゃんと同じ景色を見る事が出来るようになったいま、この景色は思っていた通りに素晴らしく、自分が望んでいた生き方だと感じています。

勿論吹けば飛ぶような零細企業で、何かあっても誰からも守られず、あっという間に潰れてしまうでしょう。

しかし、何をするのも自由、何もしないのも自由。トレードオフとしての責任と潰れるリスクを背負い込めば、やりたいように自分勝手に進んでいい世界です。

自分を守って逃げ切る事しか考えていない老害上司の許可も必要なく、余計な仕事を増やすなと足を引っ張る人もおらず、そんな状況を甘受してしまう自分と折り合いを付ける必要もありません。

そんな景色を20年以上見続けている大先輩と過ごす素敵な夜は更けていくのでした。

それではこの辺で失礼します。

(因みにこの感傷的で恥ずかしいブログは、ワインを飲みながら書いているからです)