皆様こんにちは、BUSHMEN travel gearの小森です?
もう春ですが、今回「真冬のハンモック泊」について書きたいと思います。
なんて偉そうに言いましたが、僕はBUSHMENの代理店になって初めて真冬にハンモックを使用しました。最初は結構不安で、無事に朝を迎えられるのか心配でした。
結論を言ってしまえば、暑かったです。
【Hammock ULTRALIGHT】に【UNDERQUILT GLOW-12℃】。これに3000円くらいの寝袋を2枚重ねの装備でしたが、夜中に寒さではなく、暑さで目を覚ますほどで、寝袋を1枚にして丁度良かったです。(今は某メーカーのオーバーキルトを使用しています)
ハンモックは何故暖かいのか
暖かさの要因は、【UNDERQUILT GLOW-12℃】です。
もし、アンダーキルトなしで寝袋3枚重ねで寝たとしたら、寒さで目が覚めます。アンダーキルトを自分とハンモックの間に挟んで寝たとしても、寒さで目が覚めます。
アンダーキルトはハンモックの下にある事に意味があります。
ダウンが最大限に効果を発揮する状態は、めいっぱい膨らみ、空気を沢山含んでいる時です。しかし寝袋ではその状態を作る事は出来ません。どんなに高性能な寝袋であっても、自身の体重によって背中側のダウンは潰され空気の層を形成できないからです。ところがアンダーキルトの場合は、自身の体重はハンモックが全て受け止めている為、ダウンは一切潰れずに最大限の効果を発揮します。これによって背中からの冷気が完全にシャットアウトされるので、とても暖かいのです。
因みに、背中のダウンは潰されて意味がないから無くしてしまったのがキルトです。
冬以外でアンダーキルトは必要か
昨年の10月にアンダーキルト無しで、寝袋のみでハンモック泊をしました。その時は10℃以上あったのですが、寒くてまともに眠れませんでした。
夏以外はアンダーキルトはマストだと思います。理想としては、冬は【UNDERQUILT GLOW-12℃】で、春、秋は【UNDERQUILT GLOW-2℃】を使用するのが良いとは思いますが、値段が高いので【UNDERQUILT GLOW-12℃】一つで、寝袋で調整するのもいいと思います。
是非皆様も経験してみてください。