Underquilt GLOW -12℃

こんにちは!前回に引き続き、今週のブログもスイスよりBUSHMEN日本代理店スタッフがお届けします。

先週は「なぜポーランド産グースダウンが世界的に有名なのか」をお話しました。そして本記事ではなんと!BUSHMENが自信を持って提供するUnderquilt GLOWシリーズの製造風景をブログ限定で大公開します。

通常、グースダウンの製造工程には企業ごとのトップシークレットが多く、約束事や管理がとても厳しいです。今回は特別にメーカーに許可をいただき、公開OKギリギリの写真をいくつかお見せします。更に詳しく知りたいこと、疑問点などがあれば、是非ご連絡ください!

あわせて読みたい:【BUSHMEN Underquilt GLOW】ポーランドが誇るグースダウンの秘密

リサイクル・グースダウン

持続可能な物づくり

BUSHMEN travel gearは、動物福祉と自然環境への責任を果たすと同時に、
全てのユーザーのアクティビティをより豊かにする製品の提供を心がけています。

そのため、「良質な製品」「持続可能な手段」で提供することはBUSHMENのミッションでもあります。 

BUSHMENが提供するアンダーキルトのグースダウンは、基本的にリサイクル羽毛を使用しています。使われなくなった寝袋、枕、キルトなどの羽毛製品の中から、ダウン率の高いものだけリサイクルに当て、必要に応じて新しい羽毛を加えながらUnderquilt GLOWの750CUINを実現します。

CUINとは:
CUIN=Cubic-inch(立方インチ)のことで、羽毛1オンス(28.4g)当たりの膨らみ具合を示す単位です。
欧米ではフィルパワーと呼ばれ(日本ではダウンパワーが一般的)例えば750CUINは、1オンスの羽毛が750立方インチの体積を占めることを表します。
この数値が高ければ高いほど、良質な羽毛といえます。

洗浄、乾燥、そして選別

巨大装置にて入念なディープ洗浄

特別なルートで集められた羽毛は、BUSHMENが契約している生分解性洗浄業者にてディープ洗浄されます。使用していく内に羽毛に付着した汚れを巨大装置の中で洗い落とします。

すっかりリフレッシュした羽毛は、次に乾燥工程に入ります。この際、湿度調整はとても大事な作業となり、このステップがUnderquilt GLOWの命とも言える750CUINの決め手になるとも言えます。

完璧な湿度管理の下で羽毛を乾燥

洗浄・乾燥された羽毛は、エアブラスト装置によってダウンとフェザーに分けられます。この工程で、更に細かなチリや埃も分離されるため、純度の高い良質なダウンだけの収集が実現します。

複数のパラメーターで厳しくチェック

ダウンの弾力性のテスト

最後に再び、選別されたダウンが750CUIN(フィルパワー)に到達しているかをテストします。

弾力性や嵩高性、ダウン率、脂肪、純度など、あらゆるパラメーターを設定した厳しいテストに合格した選ばしダウンのみがBUSHMENのアンダーキルトに詰められます。この段階で、必要に応じて新しいグースダウンが追加されることもあります。

品質を重視した手縫い

一枚一枚丁寧に手縫い

BUSHMENのアンダーキルトは、取り扱う素材(良質なグースダウン)を最高の状態でユーザーに提供できるよう、全て手縫いで作られます。そのため、製造効率は決して良いとは言えないのが実情です。現在、BUSHMEN Underquilt GLOWの生産量は、一人の職人あたり1日1点のみです。

前回の記事でお伝えしたように、グースダウンのAからZまでを知り尽くした職人たちが、自らの目で確認しながら慎重に手を加えることで、自信をもって品質の優れたグースダウンの提供ができます。

ポーランド産グースダウン、リサイクルダウン、750CUIN、職人による手縫いと、多くのアピールポイントを備えたBUSHMEN Underquilt GLOW暖かさと軽さの黄金比の裏に隠れる製造工程とBUSHMENの物づくりへの想いを少しでも皆様にお届けできたのなら、光栄です。

BUSHMENのグースダウン製品

Underquilt GLOW -2℃(快適使用温度), -9℃(限界使用温度)
Underquilt GLOW -12℃(快適使用温度), -19℃(限界使用温度)

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BUSHMEN代理店スタッフ 田島

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