
皆さま、こんにちは。プラグフラックスの小森です。
2025年も残すところあと僅かですね。ついこないだ2025年が始まったと思ったのにもう終わり。年々時間経過が加速していく今日この頃です!
さて、プラグフラックスは今月からチェコのULパック/ポーチブランド「NABALTO」の取扱いをはじめます。ハンドメイドブランドのNABALTOは、自然を表現した魅力的なイラストと、実用的で使いやすいタイベックポーチを生み出していて、アウトドアから街中まで使えるブランドです。
今回のブログでは、写真や説明だけでは伝わりにくいNABALTOのサイズ感を実感いただきたく、実際にギアを収納して比較する記事を書いてみました。また、定評のあるLITEWAYの小型バッグにも収納し、比較してみます!
NABALTOとは

NABALTOは、チェコ共和国のオストラバを拠点に、タイベックを使ったULパック/ポーチを作る小さなハンドメイドブランドです。
軽くシンプルで機能的である事を信条に、都市生活からアウトドアシーンまで幅広く使えるULギアを手づくりで製作しています。
「シンプルなデザインや、整頓されていること、山の稜線を走ること、自然の中で眠ること、そして絵を描くことが喜び」
このように話すのは、創業者のヴェンドラで、彼女の想いすべてをまとめてNABALTOは創られました。
軽さと確かな機能性を追求しながらも、どこか温かみを感じるNABALTOの製品たちは、旅や日常の中で「持つこと」の心地よさを感じさせてくれる魅力的なブランドだと思います。
個人的な感想ですが、山を模したイラストが非常に魅力的で好きです!
今回、比較するNABALTO / LITEWAYの商品たち
早速、NABALTO / LITEWAY 両ブランドをカテゴリー別にご紹介します。
今回の収納基準ですが、めいっぱいに詰め込むのではなく、実用レベルの収納にとどめています。
まずは「ウォレット(財布)」から比較してみましょう。
WALLET

| LITEWAY | NABALTO |
|---|---|
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| BASE WALLET サイズ 11×1×7.7cm(外寸 ※三つ折り時) 11×0.3×22.5cm(展開時) 重量 20g 詳細はこちら | NAKARTU – SOLID サイズ 10×7㎝(外寸) 8.5×5.5㎝(内寸) 重量 3g 詳細はこちら |




LITEWAY・・・BASE WALLET
BASE WALLETは、とても小型ながら必要十分な収納力を確保している点が魅力です。キーホルダーも付いているので、山行時や普段時にバックパックに取り付けておけば紛失リスクを回避する事が出来ます。
NABALTO・・・NAKARTU
NAKARTUは小型で軽量ですが、ウォレットとしての収納力はそこまで大きくはありません。お札は三つ折りにして収納する必要があり、小銭の収納は難しいです。主な目的はカード類の収納ですが、UL志向を突き詰めた方にとっては、このミニマム仕様は最適かもしれません。もう少し収納力が欲しいという方は、次に登場するNACENNEなどと組み合わせると利便性が高まります。
続いて、「ポーチ」の比較です。
POACH

| LITEWAY | NABALTO |
|---|---|
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| LITE POCKET サイズ 17×8.5×3㎝ 重量 30g 詳細はこちら | NACENNE – SOLID サイズ 16.5×10.5㎝(外寸) 15×9.5㎝(内寸) 重量 10g 詳細はこちら |




LITEWAY・・・LITE POCKET
LITE POCKETは、バックパックのショルダーハーネスに取り付けて使用します。デイジーチェーン(ショルダーの輪っか)が着いているバックパックならばメーカーを問わず取り付け可能です。山行時にスマホや行動食、財布など素早く取り出したいものを収納すると非常に便利です。今回使用したスマホは8×16㎝ですが、フロント部分の黒いメッシュに丁度収まるサイズ感でした。ジッパー付きのメインポケットには、もうワンサイズ大きいスマホも収納できますね。
NABALTO・・・NACENNE
NACENNEは、LITE POCKETに近いサイズ感のポーチです。内部は仕切りで3つに区切られているため、整理整頓が捗りますね。カードや小銭、お札などの貴重品を入れる想定の商品と思いますが、今回は比較なのでLITE POCKETと同じものを収納してみました。ジッパーなのでわずかにスペースが足りず、スマホが入りませんでしたが、思ったより収納力があると感じました。今回収納したものには少し不向きでしたが、仕切りも活用できる財布として使うのが便利だと思いました。内部にチェーンリングも付いており、鍵など貴重品も引っ掛けておけるので安心ですね。




LITEWAY・・・WASH BAG
WASH BAGは、LITEWAYでは唯一の純粋なポーチです。内部にはメッシュの仕切りが多くあり、細かいものをわかりやすく収納する事ができるため、ガジェット入れとして使われている方が多い印象です。ジッパーが3辺に渡っているので、完全に開いて収納ができるのは収納が捗ります。あと、マチの幅が4㎝あるため、厚めのギアも簡単に収納できます。山行での使用に限らず、細かいガジェットから日用品を入れるポーチとしても便利に使用できると思います。
NABALTO・・・NAMYDLO
NAMYDLOは、サイズ感が丁度いいシンプルなポーチに仕上がっていて、収納量と携行のバランスがとても良い印象です。シンプルな作りなので思った以上に何でも収納できてしまう頼もしい印象を受けました。また、生地が触り心地の良いソフトタイベック(前述のNAKARTUとNACENNEはハードタイベック)を使用しているので、持っているだけで気分が良くなってくるのも魅力ですね。




LITEWAY・・・TRAVEL WALLET
TRAVEL WALLETは小さめのサコッシュで、後述するPOKKIE PACKとスペックとしては同じ収納力ですが、3つのジッパー付きポケット+キーリングで構成されているため、TRAVEL WALLETの方が使い勝手は良いと思います。欠点としてサコッシュは身体との一体感が弱く、身体を動かす山行中はバタバタと動くのが気になる方も多いいため、山行より街中の方が活躍できると思います。なお、私はデザインや機能性に惚れ、普段使いで愛用しています!
NABALTO・・・NAMALE
NAMALEは、NABALTOの中で最も小さい巾着タイプのポーチで、小物入れ的な使い方になります。イヤフォンなど写真に映っているようなギアを入れたらもういっぱいになりますが、ソフトタイベックのやわらかさも相まって、ほっこりとした気分になります。小物を持ち出す機会が多い女性の方に喜んでもらえそうな商品だと思いました。
| LITEWAY | LITEWAY |
|---|---|
![]() | ![]() |
| POKKIE PACK サイズ 23(上辺)/18(下辺) ×12.5(高さ)×2㎝ 重量 64g 詳細はこちら | FANNY PACK サイズ 24(上辺)/19(下辺) ×15(高さ)×4.5㎝ 重量 120g 詳細はこちら |




LITEWAY・・・POKKIE PACK、FANNY PACK
ポーチ(ではないですがあくまで今回の分類として、、)の最後は、どちらもLITEWAYのウエストバッグです。POKKIE PACKは、1つのジッパー付きポケットのみで構成されていますが、内部はメッシュの仕切りが1つあり、キーリングも備えています。収納力としては後述のFANNY PACKに劣りますが、シンプルな作りなので見た目以上に収納できると感じました。POKKIE PACKはULハイカーのウエストバッグとして最も最適だと思います。
FANNY PACKは、今回のポーチカテゴリーの中で最も収納力が高いウエストバッグです。2つのジッパー付きポケット、メインポケット内にはジッパー付きメッシュポケットと、両サイドに小さいメッシュポケットがあり、キーリングも付いています。画像のように(FANNY PACKと手ぬぐいの間のギアはエマージェンシーキットです)かなりの収納力がり、山行ではウエストバッグとして、普段使いはショルダーバッグとして使えます。
続いて、「バッグ」の比較です。
BAG

| LITEWAY |
|---|
![]() |
| LITEBAG DCF 3L サイズ 21x34cm 容量 3L 重量 19g 詳細はこちら |


LITEWAY・・・LITEBAG DCF 3L
LITEBAG DCF 3Lは、ロールトップ型のドライバッグです。この3Lモデルは、LITEWAYの高機能化繊ベストを簡単に収める事ができます。小さめの3Lサイズなので、衣類の収納だけではなく、絶対濡らしたくない小物の収納にも最適です。ロールトップなので内容量に合わせて調整できるのも利点です。




LITEWAY・・・LITEBAG DCF 6L
LITEBAG DCF 6Lは、LITEBAGの中で最も売れるモデルです。サイズ感と収納力のバランスがいいのが要因だと思います。高機能化繊ベストとウィンドシェル以外に、厚手のソックスやテントシューズも収納できました。後述のNATRIKAと比べると収納力は低いですが、衣類を濡れる事から確実に守ってくれるので頼りになります。
NABALTO・・・NATRIKA
NATRIKAは、衣類の収納を目的に作られています。サイズ的に枕やクッションとして使うにも最適です。収納力はシンプルな作りも相まって、高機能化繊ベストやダウンパンツ、ウィンドシェルを簡単に収納できました。




LITEWAY・・・LITEBAG DCF 12L
LITEBAG DCF 12Lは、LITEWAYの高機能化繊キルト(快適温度:+1℃)を丁度収納する事ができました。重量が635gで温度帯的にもそこそこ厚手のキルトなので、収納出来る化繊キルトや温度帯の高い化繊シュラフは多いと思います。ダウンモデルであれば、ほとんどのキルトを収める事が出来ると思います。ロールトップなので、収納してからの圧縮も容易な点も見逃せません。
NABALTO・・・NAVAK
NAVAKは、NABALTOで最も大きい巾着型のバッグです。こちらもLITEWAYの高機能化繊キルト(快適温度:+1℃)を丁度収納する事ができました。衣類の収納であれば携帯する全ての衣類を収納する事ができると思います。巾着部分にはフラップが付いているので、収容量が多くて巾着が完全に閉まらない場合でも隙間部分を塞いでくれます。このあたりのデザインもNABALTOの魅力のひとつだと思います。
以上、LITEWAYとNABALTOの収納力を同じもので比較してみました。
参考になったでしょうか。
私個人としては、NABALTOの取扱い開始をきっかけに、LITEWAYとの収納比較が出来て良かったです。
しっかり手に取って見比べることで商品の理解度や愛着が深まり、どちらも更に魅力的なブランドだと感じました。
今回のブログが皆さまにとって有益なものであれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!

















